MacBook ProのHDDを換装

MacBook Pro(Late 2006)を使い始めて、もうすぐ2年になります。

購入時、CTOで内蔵HDDを最大の200GB(4200rpm)にしていましたが、Parallels DesktopやBootCampでWindowsを使うとなると、空き容量が厳しくなってきました。そこで、思い切って、HDDを換装しました。


2.5インチSATAのHDDも安くなってきており、現時点で最大容量の500GB(5400rpm)が1万円以下で購入できます。今回は、ソフマップ・ドットコムWesternDigital WD5000BEVTを購入しました(ソフマップは週末特価で一時的に値段が下がる場合があるので、週末に買った方がお得です)。

また、取り出したHDD用に、秋葉館でFireWire800で接続可能なHDDケースSerial nanoも購入しました。FireWire800接続のケースは選択肢が少なくてSerial nanoを選びましたが、コンパクトでFW800、USB共にバスパワーで動作し、特に問題はありませんでした。


データの移行とHDDの換装は以下の手順で行いました。(自分でHDDを換装すると、保証が効かなくなる場合があるので、自己責任でしてくださいね。なお、Apple Careは、Apple Storeの窓口では柔軟に対応しているようで、HDDを換装していても、保証が効く場合もあるようです)

1.データの移行
・換装用の新しいHDDをHDDケースを使用してMacBook Proに接続。

↑注文した2.5インチ用のケースが届く前だったので、3.5インチSATA用のリムバーブルケースに接続。

・ディスクユーティリティでフォーマット(パーティーションをオプションでGUIDに設定)。
Carbon Copy Clonerで内蔵HDDを新しいHDDにコピー(約100GBで2時間かかりました)
・新しいHDDでの起動を確認。

→データ移行は以下を参考にしました。
写真付】MacbookproのHDDを交換してみました。 - ソウ・エクスペリエンス 山本一造のブログ


2.HDDの換装
・最新のMacBook ProMacBookは簡単にHDDが交換できるようになっていますが、旧型のMacBook Pro(ユミボディじゃないもの)は、本体を開けなくてはいけないので、ちょっと面倒です。
・でも、ASCIIのMacBook Pro 1.83GHz/2.0GHz(2006年1月発表、15インチモデル)と、英語ですがifixitのInstalling MacBook Pro 15" Core 2 Duo Hard Drive Replacementを参考にしたら、意外と簡単にできました。(ASCIIの記事のMacBook Proは古い型なので、BlueToothモジュールの位置が違っていました。ifixitの内部写真の方が新しいようです)

↑HDDに粘着テープで貼り付けられているケーブルをはがすのが、ちょっと面倒でした。
・本体のカバー(キーボードの部分)をはずす際、結構力が必要で、バッキッという音共に外れます。。特に折れている部分が無いようなので大丈夫だと思いますが、心臓に悪いです。


Apple Careがあと一年残っているのでHDD換装を躊躇していましたが、やってみると簡単で、MacBook Proも快適になって良かったと思います。
HDDの容量が200GBから500GBへと2倍以上にアップし、回転数も4200rpmから5400rpmへと早くなったので、かなり快適になりました。起動や各ソフトの立ち上げも、心なしか早くなった気がします。今まで外付けHDDに置いておいたParallelsの仮想HDDを内蔵HDDに移しても、200GB以上の空きがあると心強いです。
これで、あと二年くらいは現役で使えそうです。