色評価用蛍光灯の導入
Mac(パソコン)で写真を扱う場合、モニタを調整することも大事ですが、作業する場所(部屋)の照明も重要です。以前から、仕事部屋の照明を変えなくてはと思っていましたが、ようやく色評価用の蛍光灯を導入しました。
照明には、いろいろな色味のものがあるので(蛍光灯、電球など)、どの照明の下で観るかによって、写真の色が変わってきます。写真を印刷用途(オフセット印刷等)で扱うには、通常、色温度5000K、ガンマ1.8でモニタを調整して作業しますが、出力を正しく確認するには、色温度5000Kの照明の下で観る必要があります。
普通の蛍光灯だと色温度が高く(青っぽくなる)、電球だと色温度が低く(赤っぽくなる)なってしまいます。正しく5000Kの色温度で観るには、色評価用の特殊な(一般の電器店に置いていないという意味で)蛍光灯を使う必要があります。
ただし、色評価用の蛍光灯は、20Wか40Wの直管タイプの蛍光灯しかなく、一般家庭で使うには、適した灯具がなく困っていました(ヨドバシなどで蛍光灯スタンドを探してみましたが、ほとんどがコンパクト型蛍光灯でした)。なので、今までは、昼白色(5400〜4600K程度らしい)の電球型蛍光灯の小さなスタンドでごまかしていました。
ところが、先週、思い立ってwebで調べてみたら、20W直管蛍光灯を使いスタンドも、種類は少ないながらもいろいろあるようです。そんな中、山田照明のZライト Z-208を見つけました。値段は1万円程度と少し高めですが、アームが長く、モニタの後ろに設置できるので、こちらを購入しました。
このZライトを購入する場合、アカリセンターのwebでは、色評価用の蛍光灯もまとめて購入できるので便利です。ただし、今回はヨドバシカメラでポイントを使ってZライトのみ購入し、色評価用蛍光灯は、楽天のやえでんで購入しました(以下のリンク先です。ただ、蛍光灯1、2本のみの購入では送料が割高になってしまいます)。
色評価用の蛍光灯は、FL20S N-EDL(昼白色、演色AAA、色温度5000K、平均演色評価数Ra99)で、試しに東芝とナショナル(高演色性蛍光灯、リアルクス)のを1本ずつ購入しました。他に、三菱オスラム(紫外線をカットする褪色防止形)からも出ています。
ちなみに、i1(eye-one) display2の測定器で調べたところ、東芝、ナショナルどちらも4800Kと表示されました。
↑こんな感じで使っています(購入したグレーは、思ったより色が濃かったので、ホワイトの方が良かったかも)。
- 出版社/メーカー: 山田照明
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↑ここの三菱のが一番安かった。