Parallels 4.0アップグレード後にMS Office起動不可など

先日、Parallels Desktopを4.0にアップグレードし、本格的に使ってみたところ、MS Officeに不都合が生じていました。

Windows XPに入れているOffice 2007、Office XP、Windows 2000に入れているOffice XPのいずれも、アイコンをクリックしても起動しなくなってしまいました。Excelで急ぎの作業をやろうと思っていたので、あせりましたが、その後、なんとか使えるようになりました。

Windows XPの方は、Office 2007(Excel 2007)を何度か起動しているうちに、Office 2007の修復が自動的に始まり、時間がかかったものの起動するようになりました。Office XPの方も、Office 2007が起動するようになったら、同じく起動するようになりました。
しかし、4.0へのアップグレードに伴い、ハードウェアの構成が変更されたと認識されたため、Office 2007、Office XPともに再度アクティベーションが行われました。(Windows XPの方は、アクティベーションは必要なかったんですが)

Windows 2000のOffice XPの方は、何度起動しようとしてもだめだったので、コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除から、Office XPを再インストールして、起動できるようになりました。ただし、再アクティベーションは要求されませんでした。

ParallelsでOfficeを使っている人は、アップグレード後、Officeが起動できるか確認したほうがいいですね。


肝心の4.0のパフォーマンスは、まだExcelを使っているだけなので、よくわかりませんが、サスペンドサスペンドからの復帰、スナップショットの作成は3.0より早くなった気がします。

4.0では、自動的にスナップショットを作成する機能が追加されましたが、その際(スナップショットが作成される間)、作業の中断はわずかなので、結構使えそうです。私は、2時間毎に、最高10回まで自動的にスナップショットを作成するように設定しています。(この場合、仮想マシン容量37GBに対し、6.2GBの追加スペースが要求され、スナップショットが2時間毎が最高4回、1日毎が最高3回、1週間毎が最高3回保存されるようです)

3.0では、仮想マシンエイリアスを作成し、エイリアスから仮想マシンを直接起動していたんですが、その際、仮想マシンを終了またはサスペンドすると、Parallelsも自動的に終了していました。しかし、4.0では、同じように仮想マシンエイリアスから起動し、終了またはサスペンドしても、Parallelsは起動したままになっていますので、ちょっと不便になりました。


Parallels Desktop 4.0 for Mac