LightroomのXMP自動書き込みとLeopard

Leopardに移行してから、一部のフォルダで、カラム表示でプレビューを表示させた場合や、Cover Flow表示の場合、Finderが再起動する場合があります。主に、デジカメの画像が保存されているフォルダでこの現象が起こりますが、全てではなく、一部のフォルダのみ発生しています。Tigerでは問題が無いフォルダでも、LeapardではFinderが再起動されてしまいます。(Leopardは10.5.1)
いろいろ原因を調べてみたところ、どうも、LightroomXMP(現像設定など)の変更を書き込んだJPEGファイルに問題があるようです。
一時期、Lightroomのカタログ設定で、「変更点をXMPに自動的に書き込む」にチェックを入れていた(その当時は、Lightroom1.1または1.2だったと思う、1.3で再度書き込みしても状況変わらず)ので、その期間のJPEGファイルは、Leapardではプレビューが表示されなくなりました(Cover Flowクイックルックなどで)。また、ApertureへXMP自動書き込みされたJPEGファイルを読み込もうとした場合も、強制終了してしまいます。
Tigerの時は、FiderもApertureも問題がなかったので、Leopardクイックルックが、LightroomXMPにうまく対応していないためだと思います。Leopardの次のアップデートを待つしかないのかな。。


追記:同様の問題が無いか調べてみると、Appleの「discussions」(英語)にも報告があり、どうも、LightroomXMPに書き込む現像の情報を、Leapardが正しく読み込めないために起きている問題のようです(Camera Rawで書き込まれた現像情報では、問題は生じませんでした)。

この「discussions」で紹介されていた「Adobe Forums」の記事によると、とりあえず、以下の方法で解決できるようです。

1.Adobe Bride(CS2に付属するもの)で該当するファイルを右クリック(またはcontrol+クリック)して表示されるメニューで「ファイル情報」を選び、表示される画面の左側の「詳細」をクリックします。
2.右側に「http://ns.adobe.com/camera-raw-saved-setting/1.0/」(リンク先ではなく、Lightroomが書き込んだ設定の名称)をクリックし、右下の「削除」をクリックし、最後に「OK」をクリックします。
3.これで、Finderのプレビュー表示や、クイックルックで表示されるようになります。Apertureでも読み込み可能になります。
*Bride CS3でも一応可能ですが、現像処理をしていないJPEGファイルは、「http://ns.adobe.com/camera-raw-saved-setting/1.0/」が表示されません。変わりに、「XMP Coreのプロパティ」の「xap:MetadataDate:2007-...」を削除すれば(「削除」をクリックしても設定は削除されませんが、「OK」をクリックすれば日付が更新されます)、プレビューは表示されました。

いずれ、Appleが次のLeopardのアップデートで対応する(して欲しい)と思いますので、LightroomとApertureを併用しない限りは、急いでファイル情報を変更しなくてもいいかもしれません(手動で変更すると結構な作業になってしまうので)。
幸い?、私はCover Flowをあまり使っていないので、Leopardの次のアップデートを待とうと思います。

なお、AppleLeopardのアップデートで対応するまでは、Lightroomのカタログ設定の「変更点をXMPに自動的に書き込む」のチェックは外しておいた方がいいと思います。


追記:10.5.2アップデートで修正されました。